Blog

February 2010 Archive

京都太秦物語のポスター

山田洋次監督、阿部勉監督、松竹のスタッフそして立命館大学の映像学科の学生で作った映画『京都太秦物語(きょうとうずまさものがたり)』という映画のポスターの絵を描かせていただきました。

うずまさポスター.jpg

この作品は、京都の太秦(うずまさ)という町にある大映通り商店街の人々の物語。
太秦とは、昔、東洋のハリウッドと呼ばれたほどの町で、今でも松竹撮影所や東映撮影所などでたくさんの映画が生み出されています。
テレビやインターネットの普及から映画産業も昔の活気を少しずつ失い、それとともにこの町の人たちの生活も変化してきました。

実はこの映画の出演者は数人の俳優をのぞいて、あとは全部この大映通り商店街の人々。
ドキュメンタリータッチで描かれる映像の中には、セットでは到底作り上げられない、その町の歴史や人間の生活の匂いが漂っています。
商店街のクリーニング屋さんの家の中や、豆腐屋さんのお昼時、日本人の私でも目にすることが初めてのものばかり。
学生さんたちは一年かけて、この大映通り商店街をリサーチし、商店街でアルバイトをしたり、家族のように家に上がらせてもらっては、お酒を飲んで語り明かしたりしたんだとか。
そんな中で大映通り商店街と立命館学生撮影チームは信頼関係を築いてきたと言います。
その関係が出来上がった上で、松竹の少しの大人のスタッフが参加して撮影が始まりました。

この映画は、山田洋次監督の『おとうと』とともにベルリン映画祭にも招待されました。
ベルリンの舞台挨拶で、プロデューサーの山本さんの「この映画は松竹という映画会社だけでは絶対に作れなかった映画です」という言葉を受けて、会場は学生たちへの拍手に包まれました。
この映画は私の予想を遥かにこえて、ベルリンの人々に受け入れられたのです。
いつまでもいつまでも鳴り止まない拍手の中で完成試写は幕を閉じました。

私はベルリンという街で、この映画を通して、今までの自分の「映画の見方」を見直すことになりました。
それについてはまた後日。

『京都太秦物語』のベルリン映画祭での様子が、今日のNHKBS1「BS今日の世界」23:10〜23:50頃で放送されます。
もしご興味があればご覧ください。

『京都太秦物語』の公開日は下記の通りです。
5月22日(土)MOVIX京都で独占公開
その後順次、他地区公開予定!

伊勢の講演会から帰り、仕事でバタバタしておりまして、たくさんの感想メールをいただいているのにお返事できていなくてすみません。Thank you so much! .jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像
時間を見つけながら少しずつお返事いたしますので、気を長くしてお待ちいただければ幸いです。

FAXインクリボン補充完了!

たびたび業務連絡ですみません。
なかなか買いにいけない私を見かねて、弟がFAXインクリボン買って来てくれました。
ストックも買って来てくれたので、しばらく安心かな。

FAXインクリボン切れ

仕事場のFAXのインクリボンが切れていて、帰って来てからまだ届いているFAXを確認できていません。
明日(今日)の空いた時間に買ってくるので、お返事はしばしお待ちください。
ストック買っていなくてごめんなさい!
お手数おかけしますが、お急ぎの方はメールに添付して送ってください!

明日までの仕事がたまっているので、ベルリンの話は落ち着いたときに!


ベルリン001.jpg


ベルリン映画祭からの帰りはヘルシンキで乗り換えて名古屋空港へ帰ってきました。
その足で、三重県伊勢市への講演会場へ。
少し遅れて到着したので、母がしゃべっている間はロビーで画像の打ち合わせ。
なんとか自分の時間には間に合ってよかったーーーー!

普段は特別支援学校の先生をしている西村さんはパソコンに詳しいということで、いつもボランティアでこういうときは駆り出されているそう。
この日も例に漏れず母の持参した画像と私の画像をスクリーンにしっかり映し出してくださいました。
ありがとうございました!

当日は151人の方が集まってくださったとのこと!
初講演は、予想以上に、絵本という文化や子どものしあわせについて、普段から深く考察されているお客さまばかりが集まり、私の拙い言葉から伝わるもの以上に広がりをもたせて聴いてくださって、結果、聞き手の力量にずいぶん助けられることになりました。
見ている母同様、私が初めてということもあり、お客様もずいぶんヒヤヒヤされたかもしれません。

そんな温かい会場の雰囲気にまんまと調子づけられ、気がつくといつもの自分のペースでペラペラペラペラ。すっかり緊張もほぐれ、楽しくしゃべりすぎたかも!

足を運んでくださったみなさま、貴重なお時間を割いて講演を聴きに来てくださり、本当に本当にありがとうございました。

何よりもうれしかったことは、私の絵本を読んでくださった読者の方々と直に言葉を交わせたこと。
子育て真っ最中のお家では「家族どうしで自分の絵本だと取り合いになっているんですよー」とか、
教員の方からは「小学校で「絵本おとうと」を使って読み聞かせをしています!ここに○○小学校3年生のみなさんへ、と書いてください!」とか。
サインの列には子どもたちも並んでくれて、恥ずかしそうに自分の名前を書いた紙を差しだしてくれたり。

最後に、ホテルの部屋で、伊勢にいた二日間私のお世話をしてくださっていた嘉戸(かど)さんからもらったプレゼントの包み紙を開けると、思わぬものが入っていました。

きれいな包み紙の中には嘉戸さんの手作りのかわいいポーチと、その長女の碧(みどり)さんが描いてくれた絵。


伊勢001.jpg
裏にはこんな文字。

伊勢002.jpg

碧さんはダウン症。
「絵本おとうと」を作ったお姉さんへかわいい絵のお礼に、自分の絵をプレゼントするのだと、嘉戸さんのところに一枚渡しに来たのだと言います。

こんなに気持ちがこもった純粋な絵をもらった私は、ただただうれしくて、涙がポロポロこぼれてきました。

絵を描くこと、絵本を作ることで、私は世の中に対して何が出来るのだろうかと、自問自答の日々。
会ったことのない読者の方々、碧画伯からの思わぬプレゼント、小さな町の小さな書店さん、いろんなものに背中を押され、答え探しを続けさせてもらえる私は、本当に幸せ者です。

主催のみやがわ書店の店長橋村さんはじめ、その他店員の皆様、共催のたんぽぽ読書会、紙芝居ピッポの会、エリカの会の方々、会場へ足を運んでくださったお客様に、心から感謝。

14日から20日までベルリンへ行ってきます。

パピルス004.jpg

21、22日は関西で仕事があるので、東京での仕事開始は23日からとなります。
メールは17日以降チェックできる環境に行きますので何かあったときはメールにてご連絡ください。

では、帰ってきてからまたご報告!

まずはベルリンに行くまでに仕事が終わるか冷や汗もの、、、
明日出るのにパッキングも何にも終わってなーーーい!
これはまずい。

たいへんだ たいへんだ

とも君の椅子

続けてブログアップ。
先日、表参道のスパイラルに、知り合いの息子さん、上森智之くんの卒業制作展を見に行ってきました。
彼は武蔵美で木工をやっています。


とも君001.jpg
これがとも君の作品。
お世辞抜きで、本当に素敵だなーと。
この椅子にまつわるいろんな物語を思い浮かべてしまいました。
人が想像する余地が十分にある作品。
温かくてやさしくて、とも君の人柄がにじみ出ているなーと、感動してしまいました。

とも君は、これから家具の修復を学びにイギリスへ旅立ちます。
作り出すのではなく、直してまた使えるものを世に送り出したいのだと。

強度はあるけれど、一度くっつけたらはがれない木工用ボンドは使わないというのがとも君のポリシー。
そのかわり、お湯ではがれるにかわを使います。

この椅子の細部にまでとも君の優しい哲学が散りばめられていました。

若い世代も捨てたもんじゃないでしょ?と胸を張りたくなりました。

織姫と彦星が婚約。

以前「織姫と彦星の近況」というブログにも書いたことがある大学からの友人、織姫ちゃんが、彦星君との8年間の交際の末婚約しました!
久しぶりに大学時代の友人が集い、織姫ちゃんの婚約を祝いました。

彦星君はアトランタに住んでいるので、織姫ちゃんはアメリカへと渡り、愛する人と新しい生活を始めます。
6年間にわたる長い長い遠距離恋愛にやっと終止符。

お祝いのケーキに立てたロウソクの火を吹き消したとたん、織姫ちゃんの目からポロポロと涙があふれました。

思わずこちらももらい泣き。

本当におつかれさま。そして、心からおめでとう。

大変だったらいつでも戻ってきてください。笑
冗談、いや、半分本気。 笑


yuka01.jpg

織姫ちゃんはフランスで修行してきたステンドグラス作家です。
彼女の作品は3月4日(木)〜9日(火)まで表参道のプロモ・アルテギャラリーで見ることができます。
『フランスの光を浴びてvol.2』という展示です。

フランスと言えば、この日集まったアクセサリー作家のモルも先週までフランスの展示会に自分の作品を出していたのだとか。大活躍中です。
モルのブランドは、都内では、アトレやマルイワン、セレクトショップなどで購入できます。詳しくはこちら→http://www.mollemuguet.com/

みんなと会えて本当に楽しかった!
今度は誰のお祝いかなー?

yuka 02.jpg

3月13日(土)のちひろ美術館での山田洋次監督との対談の申込の受付開始日変更のお知らせです。
私のHP上で2月12日(金)からとお知らせしていたのですが、2月15日(月)からに変更になりました。
あやふやな情報を載せてしまい、申し訳ありません。
以下、イベントの詳細です。


山田洋次(映画監督・ちひろ美術館理事長)× 松本春野 対談
映画と絵本の「おとうと」を語る

●日時 3月13日(土)17:45〜 ※要申込
●申込受付 2月15日(月)〜 
●申込方法 ちひろ美術館HPから、もしくはちひろ美術館・東京に電話にて。 


おとうと対談ブログ.jpg



上海に住んでる友達のブログ

なるべくブログを頻繁に更新しようと思っています。
今日は友達のブログ紹介。

上海に住んでいる友達のブログ、キャメロン・ディライトの上海LOVE

キャメロン独自の中国語講座や、中国で目にする光景をこれまた独自の視点で綴ったりしていています。
お腹をかかえて笑わされたり、彼女の素直な心の動きに胸がいっぱいになったり。
おもしろいので毎日読んでます。



パピルス002.jpg
絵は新しく仕事用に描いたものの一部。
このお仕事についてもまた後ほどご報告。

ユング読んだところで、、、

今晩は寒い!

夕飯の後、弟と湯たんぽカバーをかぶっておおはしゃぎ。

湯たんぽ01.jpg

湯たんぽ02.jpg

やっぱりユング読んだところで達観できない気がします!

ユングを読むと達観する?

昨日、高校時代の友達スニとうれしい再会を果たしました。
スニちゃんが、出張のとき立ち寄った空港の本屋さんで「絵本 おとうと」を発見してくれて、私を思い出し連絡をくれたのです。

高校卒業以来8年ぶりに会ったスニはびっくりするくらいかっこ良くなっていました!!
海外を飛び回る文化的で社会派キャリアウーマン!!
(最近友人の外国語習得能力の高さに度肝を抜かれています、、、自分がロンドンに行ってた経歴を消し去りたいくらい、、、)

待ち合わせには、お花を持って登場!私は手ぶら、、、夕食すらもおごってくれて、本当にどうしてそんなに立派になっているのかと目が点になりました。
話していても、スニが驚くほど達観しているのでその理由を探ったところ、こんな返答が。

「最近ユングの本読んでるんだけど、そのおかげかな?けっこういいよ」

さらりと言ったけど、ユング読んで達観するなら、けっこうたくさんの人たちがその境地に達しているはず、、、。
やっぱり、20代半ばにしてスニのそんな人格が形成されているのは、彼女の生い立ちや人間性ゆえなんだろうなぁ。
私がユング読んだところで、どうにもならない気がするけど、わずかな希望を胸に、いっちょ読んでみようかな。

スニがくれた元気なお花。ちょうどいい花瓶がなくて弟の水筒を拝借しました。


スニお花.jpg


東大駒場キャンパスにて

先週の金曜日、東大の「法と社会と人権ゼミ」という弁護士の川人博先生(過労死弁護士の第一人者)のゼミで山田監督を講師として招いた講義がありました。


kawahito.jpg

山田監督の立派なお話のあとに、私はほんの少し『おとうと』について話させていただいたのですが、人前で話すのに慣れていなくて足も声もがくがく。

けれど、学生さんたちも、川人先生も、監督もみんな温かく笑い飛ばしてくれたので、その場はなんとか和やかな雰囲気に包まれました。
みんな本当に優しいなー。

ゼミの学生さんは、東大の中でも本当に意識の高い、素敵な学生さんばかり。
川人先生は、普段から人権弁護士としても尋常じゃなくお忙しいのに、自分の持っている知識や経験を若い世代に出来る限り伝えようと、たくさんの労力と時間を割いています。
もうずいぶん長く、そんな生活を続けている川人先生。

私自身、学生時代に川人先生に出会い、多くのことを教えていただきました。
恩師を一人挙げるとしたら、迷わず「川人先生」!(私は先生の教え子じゃないけれど、気持ち的には生徒!)
そんな先生のゼミにお招きいただき、とてもうれしかったです。

ありがとうございました!

それにしても、こんなにすぐ緊張しちゃうんじゃ、21日の伊勢市でのトークが思いやられるなー、、、
わざわざ足を運んでくださるお客様に、きちんとお話が届くように、一生懸命練習しなくちゃなー、、、

がんばります!


おとうとパンフレット

30日に、無事に映画『おとうと』が初日を迎えました!
ぜひ劇場に足を運んでみてくださーい。

実はポスター以外にも、『おとうと』のパンフレットの絵もやらせていただいています。
表紙はこんな感じ。

おとうとパンフ表紙01.jpg

表と裏表紙の絵と繋がっているので、ぜひ広げて見てください。


おとうとパンフ表紙02.jpg
そして光栄なことに、パンフレット内に特別寄稿として、 子ども時代の『おとうと』 という文章も寄せさせていただきました。

このページ↓

おとうとパンフ03.jpg

映画を見た後は、ぜひぜひパンフレットもお手にとっていただけたらうれしいです。

絶賛発売中!

April 2012

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30